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ピアノ調律について2
Tuner K の不定期日記 / pianoworks
調律の音作りを変えて、2ヶ月近くがたちました。
いつからかと言いますと、5月のクリスティアン・ツィメルマンのコンサートの後からです。
自分の調律の特徴は理解しています。自分に足りないところをカバーするために、ほんのわずかなところを変えるのですが、これだけの作業で時間が更に多く必要になり、お客様にも仕上がりを待って頂くことになります。今はもう余計に時間はかからなくて仕上がります。具体的には・・・ややこしいのでやめときます。が、これはユニゾンを変えたという話です。このわずかな変更で音の印象はダイナミックに変わります。私が演奏会で聴いてまず反応するのが、その担当技術者がどういう音を造り込んだかです。弾き手の要求に応えた結果、その方向が変わることが多いので、評論家にならないように注意しています。
生意気な言い方ですが、調律は「音楽」に捧げるものなんだと思います。
ピアノの音はこうだ!ではなく、音楽の表現の為にこうなっちゃたー!
というのがいいですなー。
続きはまた...
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ホロヴィッツのモスクワコンサートのCDをはじめて聴いた時は衝撃を感じたのを覚えています。
軽やかなスカルラッティから、嵐のようなスカルラッティなど、驚きました。
実際にそのピアノにさわったことのある技術者に聞くと、タッチは非常に軽くて敏感だったとのことです。生涯、ホロヴィッツは数台のピアノをコンサート、レコーディングに使っていますが、古いものばかりだったようです。これは興味深いことです。
さてピアノの音の個性は持って生まれたものか、後で創られるものか?...これは線引きは難しいのですが、両方であると言えます。ボディが持っている「鳴り」がありますし、調整、整音による善し悪しもあります。また、使われている環境など、音の印象を変える要素は様々ですね。
その中でも、スタインウェイピアノは時代の移り変わりがあっても受け継がれる、そして小さいピアノからフルコンサートタイプまで共通する音を持っている素晴らしいピアノです。
その中で一台一台の個性があり、新しいピアノでもその個性は、材料、組み立てによるボディの鳴りと職人の音作りによる違いによるものが合わさっての個性の違いとなるのだと思います。加えて経年による熟成と疲労が音を変えていく訳です。 
支離滅裂な回答お許し下さい。
管理人 (2006/10/10 2:37 AM)
先日、ピアノを調律して頂いたM.Iです。
ブログに全く関係ないことで恐縮ですが、
先般、ホロヴィッツのモスクワコンサートのDVDを入手して見ていて感じたことなのですが、
昔から、ホロヴィッツのピアノの音は何かと話題になってきましたよね。
私のピアノと比べて考えても、
ニューヨークとハンブルク、また年代、そしてサイズ全てが違っていてそもそも比較にはならないのかもしれませんが、
高音部の硬質な音など、共通したところもあるような気がしつつ、
やっぱり違うなぁとも思います。
それは、どちらがよいのかとかそういうことではなく
(それはよくわからないのです)
やっぱり違うなぁというのが、一番素直な感想です。
それで、Kさんの調律師という視点から見て、
ピアノの音の違いというのは、
どういうものなのでしょうか。
音とというのは、作られるものなのか、持って生まれたものなのか、
これは、すごく言い古されたことなのかもしれませんが、
調律師として日頃ピアノに接していらして、どのように感じられるのでしょうか。
ピアノを調律して頂くと、ピアノの音がすごく代わった要に感じています。
でも、弾いていくとそれはやっぱりいつも弾きなれたピアノの音なのです。
私にはピアノの音をその程度にしか表現できないので、
よろしければ日頃感じていらっしゃることをお教え頂けると嬉しく思います。
M.I (2006/10/02 9:52 PM)









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